第9回デュッセルドルフ日本人学校同窓会総会および懇親会のご報告

去る2023年11月25日（土）に、デュッセルドルフ日本人学校同窓会の第9回総会および懇親会が早稲田大学の大隅ガーデンハウスで開催されました。当日の気温は10度前後と冬の寒さが身に染みる日でしたが、大隈ガーデンハウスの目の前に広がる紅葉の景色に囲まれた素晴らしい景色の会場での開催となりました。

加えて、ここ数年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、度重なる総会・懇親会の延期を余儀なくされましたが、前回の2017年以来、6年ぶりの開催ということもあり、当初の予想を遥かに上回る292名（恩師：39名、同窓生：252名、賛助会員：1名）の方々にご参加いただきました。

当日は総会から始まりましたが、今回の議事進行は以下の通りでした。（説明者と期を記載。添付ファイルもご参照。）

１）開会のご挨拶（8期：多田会長）

２）同窓会会則の改定に関する説明およびその承認（14期：渡邊副会長）

３）新事務局メンバーの選任およびその承認（18期：長久保副会長）

４）会計報告（同上）

※当日の資料はこちらをクリック（PDF）

※会計報告はこちらをクリック（PDF）

総会の開会に向けて、先ずは冒頭に多田会長より挨拶がありましたが、コロナ禍を経ての6年ぶりの開催となったことや、同窓会の存続が危ぶまれた中での難しい舵取りを任されたこと、皆様のお陰でここまで同窓会を維持出来たことに対する感謝の気持ちなどが述べられました。

次に、渡邊副会長から、今回の最重要議事である同窓会会則の改定について説明がありました。別添の当日の資料に沿って、同窓会会則の改定に至った経緯や、同窓会の運営母体の現状と会則に記載されている前提との乖離、過去数回にわたって開催された会則改定に関するワークショップ、年度幹事を集めて改定の採決をとったオンライン会議の実施（承認取得済）など、会則改定に向けたステップを詳細な説明がありました。

質疑応答の場では、特に参加者からご質問はあがりませんでしたが、2期の田子さんから、その置かれている難しい状況でも、同窓会を絶やすことなく維持してきた同窓会の役員に対する感謝と労いの言葉をいただきました。その後、改定の承認に必要とされる参加者の2/3以上の方々から拍手で賛同いただいたので、それをもって同窓会会則の改定案は承認されました。

次に、長久保副会長より、新体制を支えるメンバーが発表されました。添付資料にもあります通り、事務局長に14期・渡邊さん、事務局スタッフに14期・塚本さん、18期・長久保さん、21期・雨宮さん、名誉会長に3期・城戸さん、アドバイザーに4期・高津さん、8期・多田さん、そして会計監査に9期・大木さん、10期・伊藤さんが選任され、こちらも2/3以上の方々からの賛同の拍手をもって、新メンバーが承認されました。

最後に、長久保副会長から会計報告がありました。前期からの繰越金は3,573,071円、収入が2,984,409円、支出金が3,325,296円、次期繰越金は3,232,184円となりました。使途不明金（28,455円）に関しては、前期の会計報告の資料が見つからなかったこと、対策を取って再発を防止することが説明されました。

以上をもって総会は終了し、休憩時間を挟んで懇親会が始まりました。

懇親会は21期・雨宮さんの司会のもと進行していきました。まず8期の多田会長に懇親会開会の挨拶、次いで、長い間初代校長の伊藤先生の後を継いで事務局をご担当下さった平山先生に乾杯のご発声で懇親会がスタートしました。

しばらくの間、期ごとに設置されたテーブルで食事と歓談を楽しんでもらった後、デュッセルドルフ日本人学校校長の寺村先生からの祝辞をご紹介し、同窓会の前日に病院から退院されたばかりの初代校長・伊藤勉先生が車椅子で駆け付けて下さり、祝辞をいただきました。

その後本校50周年を記念して作成された動画が、それに続き16期の長久保茂さんが撮影した「デュッセルドルフの今！」の動画も上映され、時折、現地の画像や動画を懐かしむ声が会場のそこかしこから聞こえました。そして、恒例の校歌を斉唱し、最後は会場の2階から見下ろす形で全体写真を撮り、お開きとなりました。

あっという間に過ぎた2時間半でしたが、総会・懇親会の終了後、多くの参加者から盛会に終わったことや開催に対する感謝のメールをいただきました。これも寒い中会場まで足を運んでくださった参加者の皆様と、当日の運営にご協力してくださったボランティアの皆様のお陰です。この場をお借りして心からお礼申し上げます。

次は5年後の開催になりますが、また笑顔で皆様と再会できるのを心から楽しみにしております。

事務局スタッフ 18期・長久保

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※ 不都合な写真がございましたら削除しますので、事務局までメールでご連絡ください。