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1回「持続可能な同窓会」ディスカッション・ワークショップのご報告

デュッセルドルフ日本人学校同窓会員、教職員会員、賛助会員の皆さま

 

先日開催された「持続可能な同窓会」を話し合うワークショップの内容を取り纏めましたのでご報告いたします。

こちらの内容をベースに近日中に役員会を開催し、次のアンケートとワークショップについて話し合う予定です。

 

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<概要・今後の進め方>

 

・今回のワークショップには15名の同窓生および9名の役員(+1名のお子様)の総勢24名が参加し、役員が同窓会の現状を簡単に説明した後、約1時間半にわたって「持続可能な同窓会」を実現するための意見交換を実施。

・上記参加者が3グループに分かれ、3つのテーマについて、各人の様々な意見をポストイットに記載しながらディスカッション。各グループの代表者がテーマごとにグループ内の主な意見を簡単に紹介。

・各テーマに対して集まったポストイットに記載された多種多様な意見を検討。テーマごとに論点を具体化。

・具体化された論点に対して再度アンケートの実施(11月を予定)し、同窓会会員の意見を収集。

・同窓会会員の意見を参考に、再度ワークショップの開催(12月または1月を予定)し、さらに議論を深める。

 

 

<各グループの主な意見>

 

テーマ@ 会員システムの導入について

 

[グループ1]

・個人情報を”責任もって”業者にしっかり預かってもらうことは賛成。

・ランニングコストがかかるため、継続的な会費回収が必要。年度幹事が(同期から)回収して同窓会に納入してみるはどうか。

[グループ2]

・年度幹事がSNS等で発信。外注はコストがかかる。

[グループ3]

・システム導入のプラス面は役員の負荷を減らすこと、マイナス面はセキュリティが担保できるのかが心配。

・名簿は同窓会の基盤になるのできちんと管理したい。必要な情報も昔と今では様変わりしている。現在は住所や電話番号は不要なのでは。できるだけ簡素にする必要あり。

 

(テーマ@ 会員システム:ポストイット画像)

https://photos.app.goo.gl/6yLhzU7itC7bc5rTA

 

テーマA 総会・懇親会について

 

[グループ1]

・外部委託が現実的かと。

[グループ2]

・学食の活用等参加しやすくしてほしい。一次会ではあまりお金を使わず、各自二次会で期毎で楽しんでもらえれば良いのでは。

・運営の大変さはわかるが、お金を使うのであればアウトソーシングで使ってみてはどうか。

[グループ3]

・会員の負担減で、とにかく集まってもらうことを前提に動く。

・運営の負担減の為、当日は業者に依頼しても良いのでは。

・同窓会のありがたみはしばらく経ってから感じるもの。卒業して10年ぐらいたってからの人をターゲットにアプローチしてはどうか。

 

※費用軽減とアウトソーシングをどう両立するか?

 

(テーマA 総会・懇親会:ポストイット画像)

https://photos.app.goo.gl/wvLeAmU8XXSbgAjK7

 

テーマB 同窓会の組織・意思決定について

 

[グループ1]

・同窓会に出る人は出る、出ない人は出ない。出ない人はそもそも興味がない人。戻ってくるならくればいいけど、そこまでカバーする必要はないのでは。年度幹事をしっかり構えて同期をまとめてもらう。

・同窓会の定義とは?を考えたときに、それぞれの学年のコミュニティの集合体なのでは。各学年がそれぞれ自己責任で年度幹事(同窓会の窓口)を立てる。それができない期は仕方ない。同窓会は箱だけ、の考えでよいのでは。

・興味のない人からクレームなんて出ない。どんどん進めて行き、進めなくなってしまった部分も進めてしまえば良いのでは。

[グループ2]

・組織とは、を考えたとき、同窓会(役員会)があって、その下に年度幹事がいて、その下に会員がいるイメージ。年度幹事がキーになるのでは。

・卒業生に同窓会参加を促すため、祝電を送ってはどうか。

・会費は懇親会の一部から捻出してはどうか。

・同窓会が何をしてくれるかの受け身ではなく、これからは自分が同窓会に何ができるかという考えにシフトしていけたら良いのでは。

・学校の対応に温度差を感じる、学校からの積極的な入会案内は見込めない。本人にアプローチしても反応は薄いので、保護者へのアプローチが大事かと思う。

[グループ3]

・運営に関して:年度幹事の確保。ハードルを低く、連絡係程度であることをアピール。

・新規入会に関して:学校からの協力を得るには、(同窓会に関わる)学校側のメリットとは何かを提示、コミュニケーションを図っていくことが大事。

・例えば、本校訪問時のルールを同窓会から発信する、など。

・同窓会から、学校へ寄付することで同窓会の存在意義を感じてもらえるのでは。

 

(テーマB 組織・意思決定:ポストイット画像)

https://photos.app.goo.gl/81R9JQifC5g5JUV36